海外進出の強い味方「補助金」を受給するには?

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探せばある! 海外進出支援の「おいしい補助金」

海外進出を考える企業にとって、返済する必要のない助成金、補助金は大変魅力的です。以前にも、本コラムの記事で補助金についてご紹介していますが、今回は、補助金を受給するためにはどうすればよいのかを考えていきましょう。

政府は中小企業の海外進出を支援しており、経済産業省や自治体のみならず、JETRO(日本貿易振興機構)、JICA(国際協力機構)、農林水産省のほか、文科省もクールジャパン(対外文化宣伝・輸出政策)関連で補助金を扱っています。海外の展示会出展やプロモーションにこれを利用しない手はないでしょう。補助金の規模はさまざまですが、現地雇用の人件費に活用できるものや、社員の給料を50%負担してくれるものなど、探せば「おいしい」ものもあります。ただし、条件のよい補助金は申請審査も厳しくなります。

補助金申請審査は、書類の見せ方で決まる!

そもそも補助金は、国や自治体が進める政策に合致する事業や将来性のある企業を支援する制度なので、社会的にも有意義な事業が優先されます。ただ「海外進出したいから」「海外でも売れそうだから」といった理由では通りません。申請書類もコンサルティング会社が作成するレベルのものが求められます。

事実、コンサルティング会社である弊社にとっても書類の作成は大変な作業です。補助金の主旨を正しく理解し、十分なリサーチをしたうえで、行政が進める施策に合致させ、社会的意義のあるストーリーを盛り込んで見せ方を工夫しなければなりません。自分たちがやりたいことを熱く伝えるだけでは通用しないのです。

弊社では申請代行は行っておりませんが、共同事業を前提に、補助金の活用可否の調査や申請のサポートをお引き受けしています。これまでに補助金を活用した実績も多数あります。ビジネスコンサルタントの経験を生かして、競合分析、市場調査はもちろん、人材や資金も含めた事業計画、政府の施策に沿う企画を考え、補助金の受給と活用が実現できるようお手伝いさせていただきます。ご興味のある経営者の方や海外事業担当者の方は、ぜひ一度ご相談ください。

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